ひらお 循環器科内科 クリニック 〒276-0042 千葉県八千代市 ゆりのき台5-1-1 イーグル八千代ビル1F 東葉高速鉄道 八千代中央5分 駐車場完備 TEL:047-487-1515 FAX:047-487-1520 hirao@109.gr.jp
インフルエンザ 【Q & A】 病院によって種類は違うのですか? インフルエンザのワクチンの製造株はどこの医療機関で受けても全て一緒です。病院によって違うことはありません。 今年のインフルエンザHAワクチンの製造株 A/ビクトリア/4897/2022(IVR-238)(H1N1) A/カリフォルニア/122/2022(SAN−022)(H3N2) B/オ−ストリア /1359417/2021 (BVR-26)(ビクトリア系統) B/プ−ケット/3073/2013(山形系統) 4種類の株が1本のワクチンの中に入っています。 毎年インフルエンザの接種はした方がいいのですか? 病原ウィルスは少しずつ抗原性を変えることが多く、ワクチンも毎年これに対応する種類が選定されています。ワクチンが充分な効果を持続する期間は約5ヶ月とされており、これらの理由により接種は毎年行う必要があります。 ワクチンは2回接種した方がいいのですか? 接種期間はどれくらいあけるのですか? ワクチンの接種回数は、成人においては1回接種で十分な効果が得られることがわかっています。小児の場合は2回接種法ということになっています。2回目は1回目の2〜4週間後に接種します。 妊娠していますが接種をしてもいいのですか? 当院では接種をお勧めしています。 授乳中はワクチン接種をしてもいいのですか? 母乳中に移行するワクチンの量は極めて微量で、乳児に影響を及ぼすとは考えられません。乳児の感染防御という意味においても授乳婦を含む両親へのワクチン接種をお勧めします。 ワクチンは生後何ヶ月から接種できますか? 生後6ヶ月未満の乳児へのインフルエンザ予防接種は認められていません。 *当院では1歳未満の小児への接種は行っておりません。。 卵アレルギ−ですが接種できますか? 卵アレルギ−の程度にもよりますが、ほとんどの場合問題なく接種できます。インフルエンザワクチンはその製造過程でインフルエンザウィルスの増殖に発育鶏卵を使うため、ワクチンの中にごくわずかながら鶏卵由来のタンパク成分が残って、それによるアレルギ−症状が起こることがあります。しかし近年は高度に精製され、その量はきわめて微量なので、通常は卵アレルギ−があってもほとんど問題となりません。ただし、鶏卵を食べてひどい蕁麻疹や発疹を生じる、口腔内がしびれたりする、卵成分でアナフィラキシ−ショックを起こしたことがある、など重篤な卵アレルギ−があるかたは、ワクチン接種を避けるか、接種前にかかりつけの医師と相談してください 接種後は、必ず院内で30分間待機し、副反応がないことを確認します。 接種当日お風呂に入ってもいいですか? 接種当日の入浴は差し支えありません。過激な運動、大量の飲酒は避けてください。 他のワクチンとの接種の間隔を教えて下さい。 ・生ワクチンから次の生ワクチンを接種する場合は27日以上の間隔をあけること (生ワクチン:麻疹風疹混合ワクチン・水痘ワクチン・BCGワクチンなど) ・同じ種類のワクチンの接種を複数回受ける場合は、ワクチンごとに決められた間隔を守って接種すること ・発熱や接種部位の腫脹(はれ)がないこと、体調が良いことを確認し、かかりつけ医に相談の上接種を受けること 3つのル−ルを守れば次のワクチンの接種を受けるまでの間隔に制限はありません。 インフルエンザワクチンは不活化ワクチンなので、他のワクチン接種との間隔に制限はありません。 ・新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンとの接種間隔はあけることなく接種できます。 インフルエンザ予防接種を受ける前に他の疾患にかかってしまったときはどうしたらいいですか? 麻疹・水痘・おたふく・風疹に罹患した場合は、全身状態が改善してからインフルエンザ予防接種を行います。 標準的には、麻疹では治癒後4週間程度、水痘・おたふく・風疹については治癒後2〜4週間程度、溶連菌・突発性発疹・手足口病・伝染性紅斑に罹患した場合は、治癒後1〜2週間程度間をあければ接種することができます。また、これらの疾患の患者と接触し、感染の可能性がある場合は、状態を見て判断します。 ・熱性痙攣を起こした場合は、発作後1ヶ月程度 ・喘息発作を起こした場合は、発作後2週間程度 間をあければワクチン接種が可能です。 ・新型コロナに感染した場合については、お問い合わせください。 2回接種のとき、2回目の接種が4週以上あいてしまった場合は どのようにすればいいですか? また効果はありますか。 インフルエンザワクチンを2回接種する際の間隔は、短いよりも4週間あけたほうが免疫効果は高くなります。4週間以上間隔があいても効果は期待できますから、2回目の接種が必要な対象者は接種を行いましょう。 インフルエンザワクチンの副反応にはどのようなものがありますか。 重大な副反応としては まれにショック、アナフィラキシー様症状(蕁麻疹、呼吸困難、血管性浮腫)が現れる事があります。まれに急性散在性脳脊髄炎が現れる事があります。通常、接種後数日から2週間以内に発熱、頭痛、痙攣、運動障害、意識障害が現れます。 ……添付文書には書いてありますが、頻度的にはかなり少ないと思います。 その他重大でない副反応として、 発疹、蕁麻疹、紅班、掻痒、腫脹、疼痛、発熱、悪寒、頭痛、倦怠感、嘔吐等を認める事が有ります。 インフルエンザの予防策はありますか? 予防の基本は、流行前に予防接種を受けることです。厚生省は普通の風邪の予防と併せて一般的な予防として次のことを勧めています。 ・十分な栄養と休養をとる ・人混みを避ける ・室内の乾燥に気をつける ・マスクの着用 ・手洗いとうがいの施行
インフルエンザ 【Q & A】
・生ワクチンから次の生ワクチンを接種する場合は27日以上の間隔をあけること (生ワクチン:麻疹風疹混合ワクチン・水痘ワクチン・BCGワクチンなど) ・同じ種類のワクチンの接種を複数回受ける場合は、ワクチンごとに決められた間隔を守って接種すること ・発熱や接種部位の腫脹(はれ)がないこと、体調が良いことを確認し、かかりつけ医に相談の上接種を受けること 3つのル−ルを守れば次のワクチンの接種を受けるまでの間隔に制限はありません。 インフルエンザワクチンは不活化ワクチンなので、他のワクチン接種との間隔に制限はありません。 ・新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンとの接種間隔はあけることなく接種できます。
重大な副反応としては まれにショック、アナフィラキシー様症状(蕁麻疹、呼吸困難、血管性浮腫)が現れる事があります。まれに急性散在性脳脊髄炎が現れる事があります。通常、接種後数日から2週間以内に発熱、頭痛、痙攣、運動障害、意識障害が現れます。 ……添付文書には書いてありますが、頻度的にはかなり少ないと思います。 その他重大でない副反応として、 発疹、蕁麻疹、紅班、掻痒、腫脹、疼痛、発熱、悪寒、頭痛、倦怠感、嘔吐等を認める事が有ります。